SEO・検索エンジン対策 ネット集客情報局

こんな営業に要注意!やってはいけない検索エンジン対策(SEO)

投稿日:2017年1月30日 更新日:

禁断の果実
治療院には、色々な営業が来ると思います。
この記事では、注意しなければならない検索エンジン対策(SEO)関連の営業をまとめました。

検索エンジン対策(SEO)の前提条件

オリジナルで有用なコンテンツが必要

検索エンジンを使う人は、自分が意図した情報が欲しいため、検索をします。
意図した情報が充実したコンテンツ。
この情報が、上位に来ることを望んでいるのです。
逆に、内容の薄い、的外れな情報が、上位に来るような検索エンジンは、使われなくなります。
ユーザーの意図に沿った、内容の充実した情報を提供することは、検索エンジン自身の評価になるのです。
このことより、検索エンジン対策(SEO)を使い、内容の薄い、的外れな情報を提供するコンテンツを上位に持って行く事は、検索エンジンとしては有ってはならない行為なのです。

Google ウェブマスター向け公式ブログ
日本語検索の品質向上にむけて
2017年2月3日金曜日
Google は、世界中のユーザーにとって検索をより便利なものにするため、検索ランキングのアルゴリズムを日々改良しています。もちろん日本語検索もその例外ではありません。
その一環として、今週、ウェブサイトの品質の評価方法に改善を加えました。今回のアップデートにより、ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。
今回の変更は、日本語検索で表示される低品質なサイトへの対策を意図しています。このような改善が、有用で信頼できるコンテンツをユーザーに提供する皆さんを、正当に評価するウェブのエコシステム作りの助けとなることを期待しています。
この変更で、Google が認識する日本語検索の問題すべてを解決できるとは考えていません。検索品質向上のために、継続的にサイトの品質評価アルゴリズムのさらなる改善を行って参ります。

https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/02/for-better-japanese-search-quality.html
google-webmaster

外部リンク(被リンク)は買わない

高品質のコンテンツを作っていると、リンクは自然に増えて行くものです。
低品質なコンテンツを検索結果の上位に持って行くため、外部リンク(被リンク)を買うことは、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)の違反になります。

Google ウェブマスター向け公式ブログ
リンク プログラムのネットワークに対策を行いました
2016年2月5日金曜日
Google では検索ユーザーの皆さんに、より良い検索結果を届けるために日々いろいろな取り組みをしています。例えばウェブマスター向けガイドラインを設定し、これに違反するようなサイトに対策を施すのもその一つです。

この一環として、Google ではこの度、検索結果を不正に操作するためにリンク プログラムに参加しリンクの売買を行っていた日本語のいくつかのサイト ネットワークに対して対策を施しました。この中にはウェブマスター向けガイドライン違反を繰り返しているサイトも含まれていたため、通常よりも厳しい対策を施したケースもあります。

また、以前もお伝えしましたが、ウェブマスターの知らないところでウェブマスター向けガイドラインに違反するような施策が行われてしまうケースがあるようです。以前は SEO 業者の例を紹介しましたが、SEO 業者にとどまらず広告などの業務委託により発生することもあるようです。これを防ぐために、ウェブマスターの皆さんには業務委託先がどのような施策を行っているか随時確認することをおすすめします。

Google は引き続きユーザーの検索体験をより良いものにするべく取り組んでまいります。

https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/02/japanese-link-network-takedown.html
google-webmaster

注意しなければならないサービス

内容の薄いWEBページを、テクニックと量だけで検索結果の上位に表示させようとするサービスは、導入すべきではないサービスです。
「格安で」「楽をして」「大量に」という検索エンジン対策(SEO)には、裏があります。

ウェブマスター向けガイドラインを確認

もし怪しいサービスの営業を受けたら、Googleウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)で確認しましょう。
このガイドラインに抵触するサービスは、導入すべきではないサービスです。

ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)
https://support.google.com/webmasters/answer/35769
google-webmaster-guidelines

導入すべきではないサービス例

格安で大量に専門的な記事を書いてくれる

格安で記事を書くという事は、人件費と時間を抑えるという事になります。
その結果、専門知識のない人が、取材や調べる時間を与えられず、検索エンジンで情報を集め、他サイトの記事を盗用して、リライトを掛け、文章作るという事に繋がります。
最近問題になった、野球球団を持つ上場企業DeNAが起こした「WELQ(ウェルク)」問題では、医療関連の記事を、1文字1円以下のライターが原稿を作成、又は他サイトから盗用し、リライトをかけて、専門家のチェックを受けずに公開されていました。
この結果、不正確な医療記事・記事盗用が問題となり、社長が謝罪会見をして、DeNAが運営する類似サイト10サイトが全て休止に追い込まれました。

格安で少ない情報から沢山の情報を作ってくれる

少ない情報を膨らます事になりますが、格安という事は、企画をする時間や制作をする時間が制限されます。
このことにより、内容が希薄で、同じような内容のコピーコンテンツを量産する事になります。
最近耳にしたサービスでは、十数ページのホームページの情報で、年間300個の動画を作り、ほぼ毎日Youtubeにアップする事で、動画を検索エンジンの上位に表示させるそうです。
しかも初期費用4万円、月額3万円。一見お得なサービスですね。
初期の4万円は、一人の人材が一日Youtubeのアカウント作成や色々な調整をする費用でしょう。
年間300個という事は、月25個を3万円、動画単価は1,200円です。
時給1,000円のアルバイトに1時間、作成からアップまでを依頼、売上に20%を上乗せして1,200円という計算でしょうか。
とても内容の濃い、有益な動画を作れるとは思えません。
動画を見ましたが、パワーポイントの資料を動画にした、シンプルな物でした。
その動画を年間300個です。完全にYoutubeへのスパム攻撃ですね。

まとめ

見極める方法は「ユーザー(患者)の役に立っているサービスか」です。
どのサービスも短期的には、効果が出るかもしれません。
ただ、有益な情報を捜している人に、迷惑をかけているかもしれません。
また、検索エンジンからペナルティーを受ける可能性もあります。
美味しい言葉に惑わされず、根本を見極め、冷静に判断して、サービスを導入しましょう。

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