ホームページを本場公開する際、重要な儀式があります。この記事ではアクセス解析ツールの設定、検索エンジン、外部サイトへの登録の概要を説明します。
アクセス解析ツールの設定
「どのような人が」「どれくらいアクセスしていて」「なんのページに興味を持っていて」「どれくらい電話予約、又はWEB予約したのか」測定するにはアクセス解析ツールを導入する必要があります。
一般的に使われているのはGoogleアナリティクスという無料の解析ツールです。
Googleアナリティクス
https://www.google.com/intl/ja_jp/analytics/
検索エンジンへの登録
ホームページは本番公開しても直ぐには検索エンジンに登録されません。
放って置いても外部リンクをたどり、登録される事はありますが、登録されるまで時間が掛かるので、登録申請をした方が良いでしょう。
検索エンジンの代表的なものはGoogle、Yahoo、MSN(Bing)です。
YahooはGoogleの検索結果を利用しているので、登録申請するのは、GoogleとMSNになります。
両サイトとも登録、管理用のツールがあり、Googleはサーチコンソール(Google Search Console)、MSNはBing WEBマスターツールです。
登録申請して、結果が出たるまで、大体1ヶ月くらいかかります。
Google Search Console
https://www.google.com/webmasters/
Bing Web マスター ツール
http://www.bing.com/toolbox/webmaster/
外部サイトへの登録
ホームページはどこからもリンクが張られていないと離れ小島になってしまい、誰にも気付かれません。
外部からのリンクが有って初めて存在を知られるのです。
また、関連性、信頼性の高いサイトからのリンクは検索エンジン対策(SEO)としても有効です。
リンクを張ってくれそうなサイトを見つけたら、登録申請をしましょう。
治療院だと地域密着になるので地域のポータルサイト、治療院の検索サイト、口コミサイトなどにURLを登録すると良いでしょう。
捜し方はGoogleで「地域名+整骨院」「地域名+整体院」などを検索し、検索結果一覧に出てきたサイトで、登録できそうなサイトに登録しましょう。
登録する際は必ず登録したサイトのサイト名、アドレス、ID、PWなどの登録情報を控えておきましょう。
登録内容に変更が発生した際に必要となります。
登録する際、注意しなければならないのが、Googleのブラックリストに登録されているサイトです。
登録する前にブラックリストに登録されているサイトかどうか「aguse」というチェックサイトでチェックしましょう。
aguse
https://www.aguse.jp/
チェック後の注意
チェックしたタイミングではブラックリストに登録されていないサイトでも、チェック後にブラックリストに登録される場合があります。
Google Search Consoleに登録しておくと、何かあった際アラートメールが登録アドレス宛に届くので、もしアラートがあった際はリンク解除の手続きをしましょう。
ブラックリストとは
検索エンジンを欺き、裏技のような手法を使い、検索エンジンの上位に持って行こうとする「ブラックハットSEO」と呼ばれる手法を使った結果、検索エンジンから悪質なサイトとして認定されたサイトのリストです。
このブラックリストに載ったサイトからリンクが張られているサイトは、同様に悪質サイトとして扱われ、最悪の場合検索エンジンの一覧から抹消される可能性があります。
まとめ
ホームページは公開されてからが重要です。
アクセス解析ツールを入れることで費用対効果を確認したり、今後の改善策を見つけたりと、沢山の情報が手に入ります。
また、検索エンジン登録や外部サイト登録を怠ると全くアクセスの無い、無意味なホームページになってしまいます。
必ず上記儀式は行いましょう。